【アシックス編】パルクールシューズのオススメモデルを一挙紹介!

この記事では、「アシックス・オニツカタイガー」の靴の中から、特にパルクールにオススメのモデルを紹介します。
自分はパルクール歴12年くらいですが、今までリサーチしてきた中で実際に履いてみて確認したものや、周りのトップアスリートたちが使っていたものを中心に紹介していきます!
シューズ選びについてそもそもよくわからないという方は、パルクールシューズの選び方を詳しく解説したこちらの記事→https://idojutsu.jp/shoes/に目を通してもらえると、内容がより理解しやすくなると思います!

スケボーとかだと「スケートシューズ」っていう専門ラインがメーカーから出てるのが一般的ですが、パルクールに関してはまだそこまでシーンが進んでいないのが現状ですよね。
なので、特に初心者の方なんかはパルクール用シューズを探すのがかなり難しいというか、手間だと思います。
仲間内での情報にも限界があります。
よその地方のコミュニティでは、また違った情報が回っていたりもします。
せっかくインターネットという便利なものがあるので、この場で自分の持ってる情報を公開しておけば、全国どこの誰とでも情報を共有できるわけです。
素晴らしい!
というわけで、もし「アシックスの靴、この記事に乗ってないけどこれもオススメだよー」みたいなのがあれば、お気軽にご一報を!

それじゃあ紹介に入ります。

ゲルライト3

ゲルライト3

初心者の方や、中級者以上で足の負担が気になる方には特にオススメのシューズです。
比較的ぶ厚くてしっかりしたクッションです。
移動術派で足裏の感覚を重視したい人にはちょっと過保護すぎるところはありますが、客観的には初心者から上級者まで対応可能なオールマイティな一足です。
アッパーの耐久性やソールのパターンもOK、グリップもかなり優秀です。
クッションについてもう少し言及すると、厚いだけでなくきちんとある程度の柔らかさも感じられます。
靴のクッションが厚くて硬い場合は動きづらさが目立っちゃうのであんまりパルクール向きとは言えないんですが、このゲルライト3は厚いわりにクッションにある程度の柔らかさがあるので動きやすさも大丈夫です。
土踏まずの部分は割と硬いんですが、つま先とカカトは比較的柔らかくて、そのバランスがパルクール的には持ってこいです。
足裏で傷めやすい土踏まずの部分は防御力を強化しておいて、着地や設置に必要なつま先とカカトの部分は動きやすさ重視で柔らかく。
偶然なんでしょうが、このバランスが個人的にはとても気に入ってます。
クッションが厚い分少し重さを感じる時はありますが、基本的には気にならない程度です。

ゲルライト3はクッションが厚いのでスティック力って意味では弱い部分がありますが……そもそもスティックとかする必要ある?っていう切り口で考えることも出来ます。
僕はスタイル的には移動術派で特にスティックにはこだわってますが、スタイルによっては別にスティックとか気にしてないよ、特にやらないよって人も多いと思います。
フリップメインでスティックにあまりこだわりがない、移動もフリップもオールマイティに全部やりたい、派手な動きをやる分スティック精度よりも防御力が欲しい、そういう人にこの靴は持ってこいです。
ホントにオールマイティ。すべての動きで及第点は取れます。
僕はオールブラックを愛用しているんですが、これだと汚れも気にならないので普段使いでも活躍してます。
あとムチャクチャでかいランプレとかやる時の保険としても効果あります笑(エアムーブのアンドレが20歩のランプレシバいた時の靴もゲルライト3でしたね)

ゲルライトシリーズだと「3」が最優かと思いますが、「5」や「無印」も悪くないです。 気になる人はそっちもチェックしてみて下さい!

アーロン

アーロン



北欧とかドイツで人気のある靴です。
今まで日本人には馴染みがありませんでしたが、最近ゼビオとかでも取り扱いだしてちょっとずつ広まってきてます(ページの先頭↑にゼビオのリンクあります!)。
性能・特徴としては、スケシュー寄りですね。
カラーリングによってアッパーの素材がキャンバスだったり合皮だったり変わってくるみたいなんですが、軽くて動きやすいキャンバス地のものをオススメします。
履き心地ですが、下に向かって幅が広がっている感覚があり(台形みたいなイメージです)、接地面積が普通よりも大きく感じられる部分があります。
先っぽは若干ナロー目。足幅が広い人は窮屈かも。
クッションはそんなに強くありませんが、硬くもないので不快ではないと思います。
ディティールがスケシュー寄りだと書きましたが、アーロンも一般的なスケシューと同じくつま先部分の幅が結構厚めに取られているので、壁系の動きで少しモタつくかも知れません。
軽量性とグリップはバッチリ。 耐久性は死ぬほど良いらしいです。
好みの人はどうぞという感じですね。

ゲルクラシック

ゲルクラシック


移動系の人には特にオススメの1足です。
クッションはどちらかというと薄めですが、基本的な性能はニュートラルで理想的です。
アッパーの耐久性、ソールのパターン、グリップ、柔らかさ、動きやすさ、軽量性、ほぼほぼ申し分ないディティールです。
クッションが薄めなので、初心者の人とかフリップメインのハードな動きを好む人なんかには少し物足りない所があるかもしれません。
中級者~の人やテクニックに自信がある人には、心強い味方になってくれると思います。

エクスカリバー

エクスカリバー

善くんのブログで紹介されていたことからも、割と有名なモデルではないでしょうか?
これも全体的な性能はプレーンで良いですね。
ゲルクラシックとかと比べるとクッションは厚めですが、却ってバランスの良い厚みです。
初心者~上級者まで、割とオールマイティに対応してくれると思います。
同じアシックスでこの靴に近いものとしては、「oc runner」「curreo」あたりが挙げられます。
アウトソールが一緒だし、試し履きした感覚ではoc runnnerとcurreoはかなり似てます。
手に入りにくい面はありますが、履き味がプレーンでディティールがパルクール向き、という点では3つともオススメです!

ほかには?

今とりあえずザっと紹介してきましたが、まだ他にもパルクール向きのシューズはたくさんあると思います。
上で紹介したものじゃないといけないとか、そんなことはありません。
実物を触る機会が無くてきちんとリサーチできていないので取り上げませんでしたが、他にもアシックス・オニツカで良さげなシューズはたくさんあります。
あくまでもここでのレビューは目安程度に、自分に合った一足を探すのも大事です。
新しいものもどんどん発売されていくので、その都度ディグってみてください!(選び方がよくわからないという方は、この記事を参考に!→https://idojutsu.jp/shoes/)